2013年4月18日木曜日
用の美
昨年後半より始めた竹も自分でひごを作り少しづつかたちが作れるようになってきました。まずは基本の6つ目編みで色々トライしてます。これは一枚のひごを半分の厚みにしたものを、そのまま2本並べて編んでいます。
底には力竹(ちからたけ)を入れることにより、より強固にすると同時に安定感がでます。
CDがちょうど入る大きさで、10枚くらい収納可能。巷に溢れるプラケースを使うより、生活に彩りが出る感じがしますね。やはりこう言った生活に直結したものを作ることに自分は興味があるようです。どんな工芸品でも、最初は実用品からスタートしています。柳宗悦に代表される民藝運動で謳われている「用の美」は、90年近くたった今も現在進行形で進化しています。日々の生活における個人の「気付き」が何より大切ですが、これは社会を革命する鍵にさえなるんじゃないかと個人的には思っています。
2013年4月17日水曜日
ヤマウド2013
去年の5月に山から掘ってきて畑に移植した「ヤマウド」。その生命力に満ちあふれた根には驚きました。活着し夏には葉を茂らせ、冬には地表の葉はすべて枯れました。そろそろかな〜、、と思ってたらやはり出てました!!
新しい命の息吹。瑞々しく、どんな植物でもこのときを見るのが一番感動します。出てきてくれてありがとう、と素直に感じます。
遠くから久しぶりに会う叔父と叔母が来ていたので、特別な日の晩餐としてちょっと拝借して食卓へ。葉は天ぷら、茎は刻んで自家製味噌をつけて。アクの強さにその命を感じつつおいしく頂きました!
ちなみに以前も書きましたが根は「和独活(わどっかつ)」という漢方になります。このブログのテーマでもある医食同源についても今年はもっと知識を深めていきたい次第です。
2013年4月16日火曜日
2013年4月14日日曜日
竹パウダー
竹を割ったり切ったりした際にでる、カスを何とかできないものか調べていたところ、畑に撒くと、そのミネラルが植物の成長を助長するとありました。オオバコエキスを抽出しただけの液肥があるくらいですから、要は同じような原理で、直接的な栄養というより土中の微生物を活性させてくれるのではないかと思います。ただし、土に撒いて有効なのはパウダー状にしたものだけのようで、削りカスなどは堆肥として発酵させるのが有用なようです。
竹を割った端材はよく燃えるのでストーブがあれば薪代わりになることでしょう。今年の秋冬にはロケットストーブをつくって、それでこの薪を燃やし、灰は畑に撒いて有効活用…、そんなムダなくお金かけずの循環サイクルを想像しているのが最近はとても楽しいのです。知識が集まってくると、点と点が線で繫がって、意識が拡張し、それが知恵となります。一生続けられるとても楽しい学びだと思っています。