2012年11月27日火曜日

にんじんの葉がしおれる


にんじんの葉が霜の到来によって、しんなりしてしまいました。本来にんじんの葉は寒さに弱く、霜などに当たると根が細いまま成長が止まってしまうそうです。農家さんによっては耐寒性のあるように播種の時期をずらして上手く育てるようですが、秋まきしたうちのは、今のところ太さ2センチ程度で小さいまま…果たしてうまく育つのでしょうか?

この時期、酵素のかたまりでもあるニンジンの栄養価は寒い冬を越すのに必須のものでもあります。もちろん細いままでも美味しく頂けるのですが、不耕起栽培でどこまで立派に育てられるか挑戦でもあります。

2012年11月23日金曜日

キャベツ生育中!


キャベツがやっとこぶし大まで結球してきました。ニームオイルもアセビ液もアオムシ君たちには効果がなく写真のように穴あき放題な状態です。彼らも霜が降りると寒いらしく、中心の奥へ奥へと入っていっているようです。もはや可哀想な気持ちにもなってきたので何も手を加えず完全放置です(笑)秋冬野菜は植えるタイミングが本当難しく、もう一方の畑ではすでに収穫できるような大きさになっています。今年は残暑が長かったため、定植のタイミングが遅くなったことが起因しているようです。このへんの勘はやはり、長年の経験を持つ地元の農家さんが一番だと思います。圃場をよく観察して勉強してみようと思います。

2012年11月21日水曜日

芽キャベツ


ちょうどキャベツとブロッコリーの中間のような?育ち方をしている「芽キャベツ」。てっきり普通のキャベツのように結球していくのかと思っていましたが、茎のわきからポコポコと湧いて出てくるように大きくなっていっています。このまま育ち続け、芽のあとはどうなっていくのだろう…と気になるところですが、とりあえずもう少し大きくなるまで成長を見守ろうと思います。


2012年11月18日日曜日

切り干し大根づくりに挑戦


我が家では毎年切り干し大根をつくっているのですが、その際のマストアイテムがこの削り機。包丁で刻むより、このギザギザの刃でおろすことによって、戻して料理に使った際の味の染み方が違うそうな。


大根を半分くらいの持ちやすい大きさにカットして皮を剥き(皮を剥くのも味を良くするポイントだそうです。皮はみそ汁に入れてもウマい!)、長さを意識してスライド。ザクザク簡単に刻まれていくので楽しいです。


乾燥させるための3段になった網。横にファスナーが付いていて吊るすことが出来るようになっています。かなり便利ですが、なんか釣り籠みたいですね…(干す籠やザルが必要だと痛感)これに薄く敷き伸ばして日向に干します。




夏にカボチャを空中栽培したやぐらが意外なところで役立ってます。屋外に干すと、この時期は霜が降りて凍ります(写真上)昼の日差しで溶けて、また凍ってを繰り返します。これによってうまみが凝縮され、またおいしくなるようです。保存するだけでなく、おいしくして食べる知恵も各地方で伝承があり面白いですね。


2012年11月17日土曜日

ダイコン収穫


収穫ラッシュが続いていますが、夏のひまわりが枯れた跡に播種したダイコン(品種は秋祭)も見事に穫れました。肥料は少し大きくなった頃になたねの油かすを施した程度ですが、日照時間と植えたタイミング(9月上旬)が良かったのか写真のようにかなり立派に育ちました!ただ不耕起ですので、下の方は曲がってしまっていますが味に影響はないでしょう。半年前まで、まさかこの場所でこんなんが穫れるようになるとは想像だにしませんでした…(笑)

大きさ的に、早く抜いてしまわないと、スが入っしまう(スとは漢字で書くと「鬆」で「骨粗鬆症」の字。空気が入ってスカスカになってしまう状態)ので切り干し、タクアン、さらにまだあるようでしたら土中保存を試してみようと思います。


2012年11月14日水曜日

秋じゃが収穫


霜に当たってすっかり枯れたジャガイモ(ニシユタカ)の葉。ちょっと寂しい感じもしますが、こちらもサツマイモと同じく収穫のサインですので、ひとつ試し掘りしてみました。


しっかりと実っています!大きさも立派ですが、数は少ない気もしました。この株は、タネイモを半分に切ってコルク化させて発芽させたものだからでしょうか?


このウネは、夏まではクロマメが植えてあり、その枯れた根を残したままジャガイモを植えました。当然のことながらイモを掘り返していると、その残さが出てきました。写真だとわかりにくいかもしれませんが、腐食が進んで指で簡単に崩せそうな感じになっていました。こうやって命が循環していくのだな、と思うと感慨深いですね。

2012年11月10日土曜日

秋冬ナバナ実る


しおれゆく他の葉っぱを横目に、ニョッキっと頭を伸ばして花房をつけた「菜花」。一般的には春先のものとして知られていますが、9〜10月蒔きで12〜4月収穫もできると聞いたので、サントウサイのウネに混植してみました。

朝見てみると、小さな花とともに朝露に濡れて美しい雫をつけていました。いのちの輝きを見る…谷川俊太郎の世界そのものですね〜。まだ一株だけですし、食べるのが惜しいので、もう数日このままにしておくことにしました(笑)


2012年11月7日水曜日

安納芋収穫


先日の霜ですっかり葉っぱがしおれた「安納芋」。収穫のサインが出ましたので、いざ小学生ぶりのイモ掘り!気持ちは嫌が応にも高揚しました(笑)6月に向かいの造園屋さんから苗をたくさん頂いて、急遽ウネをつくった次第でしたが、やせ地の方がよく育つ、と言われているので肥料は葉が少しおおきくなってきた頃に根まわりの完熟堆肥を少し入れた程度で、あとはいつもの「もみがら燻炭」を敷き、ほとんど野放しで栽培しました。


ベニアズマなどの品種と違ってこの種はあまり大きくならないそうです。と言うのも、この種の原産は鹿児島・種子島ですので、そもそも土の質が違うのです。火山灰質のものと、関東平野の酸性土壌とでは味もきっと変わってくることでしょう。


今期のチャンピオンはこいつでした。一ヶ月程度このまま寝かせて熟成を待ちます。甘〜いイモになるかな?

2012年11月5日月曜日

エンドウマメ生育中


モロヘイヤの残さの下に植えたエンドウマメが元気に育ってきています。先日の霜にやられることもなく、ちょっと一安心しました。よく見ると先端の「つる」も伸びてきているので、茎に巻かれて上に伸びてゆく日も近いでしょう。大きくなってきたら様子を見て支柱を立てることも視野に入れていますが、最終的にどんな図になるのかは自分でも想像つきません(笑)しかし、なるべく、あるがままの状態、姿で収穫まで辿り着けるようにするのが本来の目的でもあります。つるが絡みやすい場所に播種してあげるとか、人間はほんのちょっと手を差しのべてあげるだけで良いと思ってます。

2012年11月3日土曜日

霜の季節到来



宇都宮市の今朝の最低気温は4度。懐かしいザクザクと言う音と共に、いよいよ霜の季節が到来しました。耐寒性のない葉は枯れ、春までじっと土のなかで静かな営みを続ける、植物にとっての冬眠の時期。

僕の畑では先に植えたゴボウ、ヤマウドなどがそれらに当たりますが、先日蒔いたエンドウマメ、ソラマメも越冬させ来春の収穫を目指します。無精で、寒冷紗などの防寒対策を取ろうと思ってた矢先に降られてしまいましたが…人間も動物も、すこしづつ冬の支度をはじめる時期がまさに今なのですね、と野菜から学ぶことも多い今日この頃。