2012年10月27日土曜日

ねぎ収穫


春先に苗を移植、夏に根を活性させるために先端を切って植え替えしたネギ。肥料は、油かすぼかし肥を少し蒔いた程度で、あとは残さをかぶせて土寄せ。下仁田ネギでもないのに、すごい太さになりました。


植え替えの際ナナメに差したものは、宇都宮名産でもある「まがりネギ」風なものにできました(笑)ちょっと白い部分が短かったので、もっと頻繁に土寄せをしても良かったのかもしれません。さっそく薬味や鍋にして頂きましたが、やっぱ自家製の味はサイコー!でした。


2012年10月26日金曜日

ゴボウの越冬


9月上旬に蒔いたゴボウは、ゆっくりと育っていますが、本葉2~3枚で成長は止まっているようです。(地中の中はわかりませんが…)調べてみた結果、さらに寒くなると葉はある程度落ちてしまうそうですが、また春先になると出てくるようです。収穫は春前くらいにはできると思っていましたが、諸説あってさらに先になるかもしれません。まあ気長に待ってみようと思います。


ウネの間に植えたホウレンソウも本葉が出て大きくなってきましたので、少しづつ間引きしています。間引きした小さな葉もムダにしたくないので、すべてスムージーに入れちゃってます。寒さにやられず収穫まで辿り着けるか!?楽しみながら見守りたいと思います。

2012年10月25日木曜日

結球間近?


オクラの枝の下に育っていたハクサイは、オクラの収穫が終わる頃からぐんぐん大きくなり、最近では芯の方はだんだんと密度が高くなってきました。若干アオムシに食べられていますがこの調子でしっかりした形になるのでしょうか?ゆっくりじっくり育っていますので気長に見守りたいと思います。(万が一、結球しなくても、これはこれでおしいそう…)サントウサイが食べ終わる頃に、ちょうど霜にあたっておいしくなったハクサイが頂けそうです。

2012年10月24日水曜日

かぶ収穫


なかなか大きくならないな〜と思っていたカブも各種収穫を迎えています。気づくとあっという間に大きくなっていて、土から半分顔をだしてきます。写真は「あやめ雪」という上部のみが赤くなるもの。他にもサラダ用の柔らかいものや、真っ赤なキオッジアビートなど、おいしそうなやつがもうすぐ最盛期です。ネコブセンチュウなどが土中にいると、表面がガサガサになってしまっていたり筋が付いたりするのですが、残さをすき込んだ不耕起栽培の土壌では、今のところそれらは確認されていません。やはり秘密は、豊かな土壌生体系をつくりあげることにある氣がします。もちろん味の方も甘みがあってやわらかく、バッチリでした♪

2012年10月23日火曜日

霜降

本日10/23は二十四節気の霜降(そうこう)。字の如く、霧が霜となって降りてくる頃の意味です。ちなみに、ここ宇都宮はまだ霜は降りていません。また、この日から立冬(今年は11/7)までに吹く冷たい北風を「木枯らし」と呼ぶそうです。冬のあいだはいつでも使っていた気がするけど…それ以降は言わないのでしょうか??


霜が降ったら、収穫と言われている秋ジャガイモ。葉は湿度に弱いので、霜が降りるとそれが蒸発して枯れていきます。それが収穫の合図のようですが、うちのはまだピンピンしています。果たして土中はどんなでしょうか?


2012年10月22日月曜日

究極の五穀米


左から順に、籾擂りを終えたキビ、ヒエ、アワ、紫黒米。自分で籾擂りをすると、その苦労からか一粒一粒が愛おしく感じます。そして、今年これらのタネを蒔いたときからずっと夢みていたのが、農家である叔父のつくった玄米とのコラボ。ちょうど先日収穫を終えた玄米を頂いてきたので、ついに100%自家製五穀米を完成させることが出来ました。


雑穀の持つ甘みが生き、もっちりとした食感がさらに玄米を美味しくさせているようで、噛めば噛むほど美味しく感じます。素朴でとても優しく、これ以上も以下もない、何と言うか…禅的な美学さえ感じてしまう一品でした。恵みをありがたく思い、感謝の気持ちと共に、苦労して食べられる状態にした一粒一粒を頂きました。

来年は米も自分で作ってみたくなりました。そして、籾殻をたくさん集めて炭にしたり、肥料をつくったりし、より循環できる農法を本格的に試してみようという目標もできました。

2012年10月21日日曜日

脱穀→籾擂り


今年の雑穀類の収穫→ 黒紫米/稗(ひえ)/粟(あわ)/黍(きび)の脱穀は、先日書いたように割り箸などを使って案外簡単に済んだのですが、問題は食べるための籾擂りです。農家さんではないので当然機械などないので、すべて手で行うしかありません。色々と方法を調べてみた結果、野球ボールで転がす、といったようなものもありましたが、ひとまず家にあった擂り鉢でゴリゴリとやってみました。


中身まで擂れて粉になってしまうかな、と思いましたが、意外に籾だけ取れるもので、結構ちからを入れても大丈夫でした。しかし最終的には、籾殻を吹いて飛ばすしかなく、カスまみれになることは必至です…笑



きちんと黒い米ができました!感動〜!めっきり外の気温は夜ともなれば寒くなってきたここ宇都宮ですが、この秋の夜長には、自宅で収穫物の保存や食すための下準備をする。これが先の農人たちが営んできたライフサイクルなのだな、とテレビを消して、思いを馳せながら作業を進めました。




2012年10月20日土曜日

アワ収穫


なかなか赤くなるまで熟してくれず、収穫を先伸ばしにしていたアワをついに収穫しました。しかし、写真のように半分くらいは、張り巡らせたテグスの効果もほとんど無く、スズメさんに見事に食べられてしまいました。と言うより、熟したものから順に食べていっていて、彼らの方が一枚上手でした。。そのため仕方なく見切り発車で収穫した房もありました。



しかし、先に収穫したアワ、キビと合わせて、それなりの量が収穫が出来ました。来年はもう少し規模を大きくしてみて、備蓄用もつくってみようと思いました。これらは大した苦労もなく素人でも簡単に作れるので、栄養価の高い雑穀類に興味のある方は自家栽培にトライしてみてはいかがでしょうか?プランターでも十分育つはずです。

2012年10月19日金曜日

落下生収穫!



ラッカセイを収穫しました。葉と茎を持って引き抜くと、見事に実が付いてきます。この快感はクセになりそうです(笑)

生育当初、土寄せのタイミングが遅かったり、誤って花を取ってしまったりしたこともあったので、きちんと結実するのか心配でしたが、立派にたくさん大きな実をつけてくれました。


収穫後は、乾燥させ追熟、保存という流れですが、意外と知られていない美味しい食べ方が茹でる方法です。土を落としたら、塩を多めに入れた熱湯で数分茹でるだけです。ナッツの濃厚な旨味と甘みをシンプルに味わうことができますが、とれたて新鮮なものでないと出来ない、というかエダマメと同じでおいしくない、贅沢な食べ方でもあります。


殻を割ってみたら、見事にぎっしり大粒!やせ地でほとんど肥料をやらずに育てた成果だと思います。クロマメ、ラッカセイと生育は大成功で、マメ科の栽培には少し確信を持てるようになってきました。

2012年10月18日木曜日

サクラの贈り物



ダイコンも順調に成長していて、気づいたら葉の根元からついに白い実(茎)が姿を現していました。このウネはヒマワリがたくさん植えられていた場所ですが、驚くほど良く育っています。

また、圃場の横にサクラの老樹が一本生えている(自分がもの心ついたころからそこにあった)のですが、ここの枯れ葉が畑の土壌に落ちて来て自然と、微生物のエサとなり土壌良化に一役買っていることにグッときてしまいました。

わずかではありますが自然の生体系に近い環境がつくられています。畑を作ることは、結局は自然破壊なんじゃないのか?という疑問を当初は抱いていましたが、今は「共生するためのデザイン」であり、「だんだんと(自然に)近づいていけばいい」というのが理念と成りました。いわゆるパーマカルチャーですが、様々な知恵を応用し、この考え方を生活のなかに取り込んでいくことが僕の夢でもあります。


2012年10月17日水曜日

野菜の陰陽


ふつう春に播種して冬に収穫、というのが定説の「ゴボウ」なのですが、春にそのタイミングを逃してしまった僕は夏の終わり9月上旬に播種してしまいました。というのも、普通の種類ですと生育に時間がかかりますが、これは短い状態で収穫できるタネであるからです。順調に行けば、2〜3月くらいには食べることができそうですが、果たしてうまくいくでしょうか??

ゴボウはじめ、ニンジン、ダイコンなど根菜類は冬場に収穫できる野菜でありますが、その時期に実るものには人間のからだにも必要なエネルギーが蓄えられています。マクロビオティックで言うところの「陰陽」(陽性は体を温め、陰性は冷やす)ですが、手足など末端の冷えは人間の体にとって免疫力を落とす大きな要因となりますが、これらを改善してくれるパワーがこの寒い時期に実る野菜には内包されています。逆に夏の果菜類などの野菜も然り、体を冷やし「中庸」をつくりだすことに貢献してくれます。

植物の生きる力と共生する、これも新たな調和の感覚だと個人的には思います。

2012年10月16日火曜日

ホウレンソウ生育中!


ホウレンソウは、西洋種(タネは丸く、葉は丸く肉厚)と東洋種(タネにとげがあり葉がギザギザしている)の2種を別のウネにて栽培しています。酸性土壌に極めて弱いそうなので、入念に?貝殻石灰を撒いておいたせいもあってか、今のところ順調に育っていて、いよいよ本葉が大きく展開してきました。今まではスーパーで売っているような、あの形しか見たことがなかったので、最初ふた葉が出て来たときは雑草と見間違えそうになってしまいました(笑)今のところ、西洋種と東洋種の間におおきな形状の差はありませんが、これからきっと葉のかたちなどに差異が出てくるのでしょう。


不耕起栽培の場合、肥料もそこそこしか与えていないので、どの植物も初期生育に時間がかかる感じがしますが、ある程度まで成長したあとの丈夫さ、健康さなどは、やはり肥料でぶくぶくにしたものより勝っていると思います。マメ、イモ、イネ類は比較的容易につくれることがわかりましたが、アブラナ科などの「葉もの」はまだ何とも言えず、試行錯誤段階といった感じです。


2012年10月15日月曜日

無肥料ニンジン


インゲンマメのやぐらの下に播種した「五寸ニンジン」も本葉が展開しだいぶ大きくなってきたので、様子を見て間引きをしています。インゲンマメも収穫の時期を完全に終え、その落とした葉や枯れた茎は、ムダなく彼らの養分と転換されていきます。また、間引きした葉っぱは、おひたしやかき揚げにして食事のおかずとしても美味しく頂いてます。

脇に一緒に植えた、風味を良くすると言われているコンパニオンプランツ「チャイブ」も一緒に成長していな何だか微笑ましいですね。この時期、ニンジンは根元に敷いた残さやわらをタイミングをみて土寄せして成長を促しています。気づけばここまでほぼ無肥料…まだ不耕越栽培をはじめて半年足らずの土ですが、自然の力でどこまで育つか楽しみです。

2012年10月14日日曜日

モロヘイヤにありがとう

少なくなった葉の替わりにチョウのつがいが!

夏野菜もだいぶ収量が落ち、普通の畑だとそろそろ伐採してしまう頃なのですが、僕の畑ではまだそのまま残っています。と言うのは枯れた株をそのまま春先に育つ野菜の「支柱」にしてしまおうと考えているからです。ついでに、僅かな収穫野菜もちびちび頂けて個人的にはこのスタイル気にいってます…(笑)


6月くらいまで茎も細くて大丈夫かな?と思っていた「モロヘイヤ」も立派な茎をたくさん生やして多くの葉を繁らせてくれました。毎朝収穫し、おひたし、スムージー、カレー、スープetc…また夏風邪をひきかけたときも活力剤として大変重宝しました。さすがクレオパトラが食べていただけありますね。

朝方の冷え込みもだいぶ進んできましたが、まだ若い葉は少しだけ出ているので、それらを収穫しつつ、大きくなり茶色くなった葉や枯れかけた茎はどんどん伐採していっています。地面にそのまま落として、これらも微生物分解のための有機物とします。もう数週間で終わりを迎えますが、先にも述べたように、この1mほどに伸びた茎を利用するために、根元にグリーンピースの種を撒きました。写真だとわかりづらいかもしれませんが、株の間から朝日を浴びてひょっこり顔を出してきました。数ヶ月すると「つる」が伸びてきますが、これでわざわざ支柱を立てる必要はありまません。このマメは来春までここに居座ることになりますが、モロヘイヤの跡を次いで立派に育ってくれることを祈ります。


2012年10月13日土曜日

ラッキョウ生育中


これといって播種して以来ほとんど手をかけていない「ラッキョウ」ですが、枯れることもなく大きく育っています。株によってはすでに先端に小さな花が咲いているものもあったりします。そろそろ土寄せをしてあげると、また生育が促される感じがします。この時期に大きく成長するようですので、来年の初夏の収穫へ向けて、今が重要な時期でもあります。

2012年10月12日金曜日

酵素ジュースパワー


オクラ、ピーマン、モロヘイヤなどの夏野菜は、すでに最盛期を過ぎてはいるのですが、まだ株を切り落としていないので少ない量ですが収穫できます。一般的には切り落として冬野菜の準備をするのでしょうが、不耕起栽培の場合はその必要はなく、むしろその枯れた茎も利用しようと企ててます。

収穫は毎朝行っているのですが、最近はその少量の野菜をまぜこぜにしてスムージー(野菜ジュース)をつくるのがマイブームです。リンゴもおいしいものが出回るようになってきたので、ピーマンやゴーヤなど、苦みの強いと思われている野菜も一緒にジューサーにかけてしまえば何なく美味しく頂けます。その他、調味料も一切いれず、野菜本来の深〜い味わいを楽しむのが醍醐味でもあります。

また、野菜は加熱など調理の過程で多くのビタミンなどの栄養素が失われてしまうことが知られていますが、免疫力を上げる効果があるとして最近話題となっている「酵素」もそのひとつです。酵素はタンパク質によって形成されているので、卵を焼くと黄色くなるのと同じで変質してしまい、その力も失われてしまうということです。したがってスムージーは酵素のかたまりでもあります。

放射能対策として、自己の免疫力を上げることは何より大事だと個人的に思っていますが、その助力となるものの最たるは、この酵素を多く含む「発酵食品」と「生野菜」だという結論に最近行きつきました。

微量ながらも様々な産地の野菜や、様々な体内濃縮過程を経て来た畜産物の流通によって、今や内部被ばくを完全にスルーするにはかなりの忍耐と精神が必要とされます。排出作用のあるものや、体内の活性酸素をいかに溜めないかということを意識して日々を過ごすことが、これから先、何よりも重要だと考えます。医療の現場は毎日の食卓にあり。ジューサーさえあれば超簡単にできるスムージー、おすすめです。


2012年10月11日木曜日

時間差栽培


不耕起栽培だと、ウネの場所をあまり必要としないばかりか、時間差で収穫を狙うことも容易なことに気づきました。写真は、奥は先に収穫を終えたゴマの株の下で育っているハクサイ、手前はまだ収穫が続いているオクラの株の根元で生育中のハクサイ。オクラはもう数週間もすれば枯れる運命にあるので、ちょうどその頃にはハクサイも大きくなってきます。どうしても、同じタイミングで全部の野菜が収穫できると、食べ切れなかったり保存に苦心したりするので、時間差で栽培するということを今秋から試しています。


春菊も大きくなってきました。発芽しなかったものの横にもすでに新しい種を蒔いたので、こちらも時間差で収穫できます。他にもナスやインゲンマメの株の下にもどんどん、生育期間の短いものを播種しています。不耕起栽培は常に畑をフル活用できる最強の方法かもしれません。


2012年10月10日水曜日

山東菜収穫!


コーンの跡地に再耕起せずに播種した「サントウサイ」。肥料は油かすを少しいれただけで、かなり元気に育ちました。これは確実にコーンの根に集まった「菌根菌」のおかげだと思います。また不思議なことに、防虫対策はニームオイルを数回散布しただけにもかかわらず、驚くほど虫に食われなかったことです。これも菌根菌が影響しているこのなのでしょうか?いかんせん、春から続けてきた不耕起栽培の奇跡に感動…


葉は適度な弾力があり、鍋に入れても溶けてしまうこともなく、風味もよくおいしかったです。また先日、家から5分のところにあるカフェ・マルヨシさんのところにランチを食べにいったらハクサイをサラダにして出されていてとても美味しかったです。(地産地消を推しているナイスなお店です)その後、友人を通じて店員さんと仲良くなったので、これをおすそわけに持って行きました。おいしく使ってくれるといいなあ。人生初の野菜配送は、小さい頃から遊び回っていた超近所でしたが、野菜を詰めた袋片手にてくてく歩いていくのは実に新鮮で楽しかったです(笑)


2012年10月9日火曜日

ラッカセイ収穫間近


ラッカセイの株が全体的に、首をもたげるような感じで垂れてきました。収穫が近づいている合図でもあります。依然、たくさんの子房柄を伸ばし土中に入っていこうとしているので最後の土寄せをしてあげました。


土との距離が近いほど、当然そこまで子房柄を伸ばす力を入れる必要がないので、自ら倒れてくるのかもしれません。たっぷりの土に埋もれてたくさんの実をつけて欲しいものです。ちなみに少しだけ試し掘りをしてみたら、きちんと実っているものも既にありました。この後、乾燥行程が待っていますが…自家製ラッカセイ楽しみですね〜


2012年10月8日月曜日

寒露

本日10/8は二十四節気の「寒露(かんろ)」でした。いよいよ17番目まで来ました。露が冷気によって凍りそうになる頃、との意味です。確かに、宇都宮の最低気温もぐっと下がってきて、凍るほどではないですが15°を下まわるようになってきました。

朝露をまとった春菊

生育適温になってきたアブラナ科のハクサイや、キャベツなどが元気に育ってきています。今月23日頃は二十四節気「霜降(そうこう)」があり、いよいよ本格的に霜の心配をしなくてはならなくなりそうです。葉っぱものの野菜は、夏の果菜類とは違うデリケートさがあり、栽培もまた新鮮な感じがしています。





2012年10月7日日曜日

ほうれん草栽培トライ中


ほうれん草は来春まで収穫を待つことになるゴボウの間に播種しました。ほうれん草は酸性土壌を嫌うので、前もって貝がら石灰を撒いておきました。約3日くらいで発芽し、現在10日目くらい。発芽率も良くほとんどが元気に芽を出してくれました。


発芽適温が20°とあったので、残暑が収まるまで待っていました。しかし、こういった年は急激に気候が変化し寒くなったりするので、これはミスったかもしれません。ほうれん草は霜に当たるとダメになってしまうそうなので、それまでにある程度の大きさにまで育ててあげなくてはならないからです。果たして間に合うのか!?寒冷紗などの対策もそろそろ考えなくてはならないかもしれません。

2012年10月6日土曜日

零余子


「零余子」これ皆さんは読めるでしょうか?

正解は写真真ん中にもある「むかご」です。しかし、雫の余った子、とは何ともシャレた名前ですね〜。実際にこれは雫ではありませんが、実でもありません。茎が栄養繁殖のため肥大化したもので、ここからまた新しい芽が出てくる、と言う訳です。ちょうどジャガイモも同じことですね。

これを煎って塩をふったり、炊き込みご飯にすると絶品です。栄養価満点の秋の恵みに感謝。


2012年10月5日金曜日

金ゴマ選り分け


金ゴマの房が乾燥し割れてきたので、コツコツと一つづつ房から取り出しました。しかし、小さなゴミや未熟なもの、小さな虫のフンや死骸などは混ざっています。煎って食べる前に、まずこれらを取り除かねばなりません。しかし手ではじいたり篩(ふるい)にかけても限界がありますので、最終的には家族全出でピンセットで取り除くという何とも気の遠くなる手作業…。(良い方法知ってる方いたら教えてください)一晩かけてやっと小さなジャム瓶一杯くらい。煎って、畑で収穫してきたインゲンやイモとゴマ和えにしましたが、風味もしっかりしていて最高でした。これまた一粒一粒ムダにはしたくない極上の一品となりました。来年もつくるぞ〜

2012年10月4日木曜日

紫黒米収穫!


台風が近づいていた、という理由もありますが、もう熟すのも限界かな〜と判断したのでバケツ栽培の紫黒米を収穫しました。房は場所によって黒い部分もありますが、ほとんどは写真のような薄い黄色。しかし、中にはしっかり黒く透き通るムラサキ色した米が実っておりました。


農家の方は、機械で一気に刈って、そのまま房だけの状態にして乾燥させるようですが、当然我が家にはそんな機械も蔵もないので、手作業です。父に教えてもらった割り箸の下部にゴムを巻き付けて手のしめる加減だけでしごく、という方法だとかなり楽にできました。直系80センチくらいのバケツ×4つで写真のボール一杯くらいの収量。これで茶碗何杯分だろう?と想像すると、明日からご飯の一粒もムダにしたくない気持ちになりますね。この後、新聞紙の上に広げて乾燥させようと思っていますが、やはりどこまで乾燥させるかによって味も変化してくるようです。農家の方は近年は湿度計で計測して出荷時期を見ているそうです。とりあえずはヤマカンでいってみるしかなさそうです…


胃の消化を促すイネ科が大好きなネコ。作業してるとがっついてきますが、お口には合わなかったようです(笑)

2012年10月3日水曜日

トウガラシ防除術


キャベツにモンシロチョウの幼虫(アオムシ)が耐えません。と言っても大発生している訳じゃなく、朝見てみるとだいたい青いフンが葉っぱについていてよーく目を凝らしてみて見ると葉っぱと同じ色した奴が一匹くっついてる、といった感じ。チョウが次々と産卵しにやって来ているのでしょう。

トウガラシを収穫した際、茶色くなってしまったものや熟し切らなかったもの等は収穫の際、畑のなかに捨ててましたが、もったいないのでそれらをキャベツの根元に置いてみることにしました。実際、僕が顔を近づけてもウッ!となるくらい強烈な刺激を放っているのでチョウも近寄ってこれないかもしれません。結果を見守りたいと思います。


2012年10月2日火曜日

山東菜収穫間近!


生育期間が約 60日と短い「サントウサイ」がもうすぐ収穫できそうなくらい大きくなってきました。これはコーンの後に直播きしたのですが、ほとんど肥料を与えずこの元気さは、やはりコーンの根が集めた微生物のおかげでしょう。


ウネの溝の真ん中に植えたのは「菜花」です。春だけでなく秋も育ちます。もうそろそろ「とう立ち」してきそうな感じ。立体的な作付け、うまくいくかな??


サントウサイの奥のウネにあるダイコンの葉も降雨とともにどんどん大きくなります。こちらも、前作のヒマワリの根が集めてくれた微生物が生育に影響している感じがします。以前読んだ「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんの本に、肥料で育てない本来の植物の姿はキレイなシンメトリー(左右対称)形を成しているとあったことを記憶しています。この葉っぱも少しはそれに近づいてきたような…だんだん土が良くなる不耕起栽培。3年後lくらいにはどうなっているのか今から楽しみです。


2012年10月1日月曜日

台風一過


台風17号は宇都宮市直撃のコースはギリギリで回避し、やや北部を通過していき、思っていたほどの降雨はなかったものの、やはりその暴風の傷跡は翌朝畑に行ってみるとしっかりと残っていました。トウガラシ、ナスなどのすでに株が老化?してきていた夏野菜は部分的に枝葉が折れたり倒れたりしていました。これらはもうすぐ時期が終わるので良いのですがと、とにかく一番ショックだったのは、せっかく大きくなってきていたネギへの被害でした。低い部分なので大丈夫かと思ってましたが半分くらい逝ってました。まあ、根の部分は無事な訳ですし、また上部は生えてくるでしょう!自然の脅威はやはりあなどれません…。


もうひとつの畑の2年越しのコンニャクはこの有様。農を生業とする方の気心が少し知れた台風一過でした。