2012年5月26日土曜日

田植えにトライ


今日は宇都宮大学農学部付属農場内の敷地にある有機無農薬用の田んぼにて、田植えにトライしてきました。ここは今年の春先に、有機無農薬の圃場の公募があったので申し込んだ場所で、この田んぼの数十メール先に畑があり、そこは父と母と3人でジャガイモやニンジンなどを育てています。お日様も出てこの日はサイコーの農作業日和!


「紫黒米」の苗。古代米は一般的に生命力が極めて強く、荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫に育ち、干ばつ・冷水などにも強い性質を持つそうだ。ただ、米の性質にバラつきがあったり、栽培化された稲に比べて収量が少ない、稲の背丈が高く栽培しにくいなどの性質から明治以降はほとんど生産されなくなったとか。


アジア諸国でも米は栽培されているが、几帳面に一列に植えるのは日本人くらいで、これは固有の美意識らしい。指導した教授が言っておられた。確かに日本建築はじめ、垂直、直角、簡素、素朴、といった要素は伝統的に受け継がれていると思います。


余談ですが、僕の名字「五月女(そうとめ)」は栃木の方言で「田植えをする女性」のことで、この字で「さおとめ」と呼び、それが変化したものです。


余った苗を頂いたので、不耕起栽培畑の横でバケツ栽培に挑戦することにしました。特大植木ポットにビニール袋を張り、畑の土を水で浸しました。この状態にするまで、水を足しながら結構こねくりまわし大変でした…。一夜置いてしっかり土中に水を浸透させて翌日定植することにしました。秋くらいには収穫できるかと思います。楽しみです。



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